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コマメ11ヶ月   

バタバタしていたらもうコマメは11ヶ月になっていました!
8月になってから鼻水や咳はあるものの、元気いっぱいで
保育園もお休みせずに通っています。

土日はパパと一緒にプール。
プール大好きでバチャバチャと遊んでいます。

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そういえばこまちゃんも、カワウソのように泳いでいたね 笑

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必死!
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つかまり立ちも上手になりました!
何度もスクワットしたり。。
最近はつたい歩きも初めましたよ。
(ここは実家です)

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「ふぅ。。いい景色でちね!」
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こんなところでも捕まって立ってみたり。。
サークルをガッチャンガッチャン動かすのでこまちゃんが
びっくりしてるよー!
そろそろ片付ける時期ってことなのかなぁ

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ご飯も大好き。
とくに甘い物が好きみたい。
バナナは輪切りをさらに半分にしたくらいの大きさは
手でつかんでモグモグしてます。
パンも大好き。
だんだん食べる物が増えてきました。
納豆あげたらベーっと出されました。
まだまだお子ちゃまだなっ!
あの味がわからんとは。。

自己主張をしっかりするのでわかりやすい笑
保育園の連絡帳には

頼もしい
逞しい
パワフル
大きな声

という言葉がよく並んでいます。
誰に似たんだろうね。
(ギクー)

毎日仕事に育児に家事に忙しいですが、コマメも元気で
明るく愛嬌のある子に育っています。
いつもニコニコ。
ご機嫌さんです。

少しずつお姉さんになってきましたよ。

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こないだお盆が終わる16日に、家の近くで大きな虹をみました。
しっかりと太さのある虹でした。
あ、こまちゃんが虹の橋に戻っていくのかなーなんて。
やっぱりお盆はお家に帰ってきてたんだ!
と、解釈してみました。

非現実的なことはあまり信じるほうではないですが、
こうやって自分のなかで解釈することで納得することってあると
思います。
仏教とかでも極楽浄土とかお坊さんの説法とかありますが
きっとそういう物なんだろうなと。

無になったことをただ受け入れるのは辛すぎる。
そこにストーリーをつけることで納得感を得られることって
あると思うんです。
それでいいと思います。
だから、こまちゃんは今日も虹の橋で元気に走り回っています。
私がそう考えればきっとそうなんです。
あれから二ヶ月が過ぎました。
はやいね。

さてさて

コマメ、今日も元気に保育園いってらっしゃい!
こまちゃん、今日も虹の橋から我が家の見守りよろしくね!

# by komachi-san | 2014-08-20 09:14 | コマメのこと

こまちゃんの病気 ~症状のこと~   

病気の症状についてはどうしても罪悪感や悲しい気持ちになりがちです。
勢いで更新しようと思います。

縫合糸肉芽腫の予兆は、こまちゃんが旅立つ1年ほど前からありました。
陰部から透明もしくは少しクリーム色で粘度のあるオリモノが出たのです。
ずっと出ているわけではなく、疲れたときなどにタラーっと出てくる感じです。
初めてみたときは、心配ですぐに病院に行きました。
細菌検査をしたところ、陰性だったので悪い物ではなさそうだということで、
暫く様子をみることにしました。

共働きだったこともあり、お留守番時間も長かったので、舐めてしまうと
正直分かりません。
土日や一緒にいる時間みている限り毎日ではなく、一ヶ月近く見なかった
こともありました。

それでも何度か見かけたことがあったので、病院には連れていきました。
縫合糸肉芽腫の可能性も医者は示唆していましたが、結局のところ開腹
しないと分からないということと、オリモノがでている以外は元気も食欲も
ありいつも通りだったので、その時点で開腹を選択することはできません
でした。
少しでも悪くなるとオリモノの量や色が変わるから様子をみていこうと
いうことに。
今思えばこの判断が間違いました。
そして、この時点でセカンドオピニオンもするべきでした。

元気すぎるほど元気なこまちゃんをみて、もう少し様子みても平気だろうと
判断してしまいました。
ごめんね、こまちゃん。
私の判断が間違えていたね。 本当に後悔してるんだよ。。

外耳炎になったり、誤飲したり・・なにかと病院には行ってたので
都度、先生とオリモノの状況は情報共有はしてきました。
飲み薬も試しましたが特に大きな変化もみられず。
オリモノも出たり出なかったり、変わらず元気だったので様子をみて
過ごしていました。

あまり病院を責める気はないですが、何度か行く中で血液検査や
超音波検査を先生から提案してくれてもよかったんじゃないかと
思います。
お金がかかるので先生も遠慮したのかもしれません。
こまちゃんが元気だったからもう少し様子を見ようと思ったのかもしれません。
ただ私から言い出すまで提案がなかったことは、唯一病院に対して不満な点です。
開腹しなくても、ある程度あたりをつけることができたんじゃないの?
と思います。
そういう意味でもセカンドオピニオンしておくべきでした。

今年の4月頃からなんとなくこまちゃんの元気がない感じがしました。
といってもお散歩のときの歩みが少し遅いかな?といったぐらいです。
ちょうど暑くなってくる時期だったのでだるいのかなぁと思いつつも
気になっていました。

5月に入るとオリモノの量が増えました。
毎日みかけるようになり、さすがに気になり予防ワクチンのタイミングで
(5月下旬)先生にもっと精密検査をしてくれとお願いしました。
狂犬病の注射も控えていたので、次回の病院に行くタイミングで精密検査を
することになりました。
この時点でオリモノの色はまだ透明で、膿のような状態ではありませんでした。
ただ毎日みかけるようになったので明らかに悪化したといえるでしょう。
先生の言われた通りの行動をしたと思ってます。
様子に変化があったから精密検査・・
それがこんなに悪い状態だったとは思わなかったのです。。

6月の2週目に検査に行こうと思っていた矢先でした。
こまちゃんの元気が急になくなりました。
食欲もガクンと落ち、見るからに元気がなくなりました。
すぐに病院へ行き、血液検査・超音波検査・レントゲンなどの1日入院をした結果
手術を勧められました。
開腹するのはリスクも伴うので、念のため別の病院にすぐに行き、セカンド
オピニオンしましたが、見解は一緒でした。

そして今までみてきたところで、さらに避妊手術もやっているとこのほうが
いいだろうというセカンドオピニオン先の先生に言われ、いつもの病院で
お願いすることにしたのです。

手術前日の夜はそのまま入院することも可能でしたが、お家に帰りました。
こまちゃんが帰りたいだろうと思ったのです。

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元気はありませんでした。
すこーしだけササミを食べました。
あとはひたすら飼い主のお膝にいました。
もうこのとき、こまちゃんは自分の犬生が短い事がわかっていたんだと思います。

こまちゃん生前最後の写真です。
手術前日の夜に撮影しました。
なんとなく撮影しようという気になったのです。
絶対大丈夫と信じていましたが、こまちゃんのぐったりした様子をみて
もしかしたら。。という悪い予感も薄々気づいていました。
でもそんな気持ちは蓋をして大丈夫大丈夫と言い聞かせていました。

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オリモノもこの日になると色がかわり膿のような状態になりました。
いまさらですが、様子が変わってからの処置じゃ遅かったってことです。
少しでも悪化したら病院という考えと、こまちゃんの元気な姿をみて判断を
間違えた事 とにかく後悔してます。

手術当日の朝、こまちゃんがいつものベッドにいませんでした。
いつもは入らないお部屋の片隅で横たわっていました。
いつもと寝かたも違いました。
まるくなってスースー眠るのに、ぱたりと横たわっていたのです。

本当に急いで手術しないとこまちゃんがいなくなってしまう!
と思いました。
とにかく嫌な予感がしました。
よく言いますよね。
犬は旅立つ間際になると、意外な行動に出ると。
飼い主を悲しませないように、ひっそり飼い主の元を離れたりすることも
あるそうです。
そんなこまちゃんを見て、手術がすごく不安になったのを覚えてます。

実は6月に入ってからも仕事から帰ってきたらいつもとは違う部屋で
寝ていたことがありました。
そのお部屋は夏になるとエアコンをいれていたので、涼しいから寝てたのかな
なんて思ってました。
違ったんだね。
こまちゃんはもう分かっていたんだね。
一番みてきたのは私なのに、気付いてやれずごめんね。
でも、こまちゃんはきっといつも通りの明るい我が家が好きだったよね。
だからぎりぎりまでいつもの生活でいられたことはよかったのかな?

ほんとに痛い思いをしたのは恐らくですが2日程度だっただろうと思います。
腫瘍そのものに痛みはなさそうなので、違和感はあったかもしれませんが
やはり膿が悪さをした=オリモノに色がついた あたりからは痛かったの
だろうと思います。
長い間痛みに耐えて闘病するワンコもいる中で、そこだけはもしかしたら
よかったのかもしれません。

飼い主からみると、明らかに元気がないこまちゃんだったのですが、こんな状況
でも2つの病院の先生からは「元気がありそうに見える」と言われました。
そのくらいこまちゃんは見た目は元気そうに見えてしまう子だったのです。
きっと、心配かけまいと明るくふるまっていたのかもしれません。
飼い主の事が大好きだったので、少しでも一緒にいたいと思ったのかもしれません。

しかしながら、もっと前に精密検査をしてもここまで悪化していない状態で、
開腹するという判断を出来たかはとても微妙なところです。
もちろん精密検査の結果次第なので、開腹を選択していたかもしれませんが
あの元気なこまちゃんをみて危機感は薄れていたと思います。

人だって同じで深刻な状態と認識しないと、全身麻酔で開腹手術をしようだなん
て思いませんよね。

同じ症状の方がいたら、まずは精密検査(血液検査や超音波、レントゲンなど1日入院)
是非やってください。
医者から提案されなくても、検査は体に害はないですし、率先してやって頂きたいです。
その結果をみてどのように判断するかは難しいと思います。
愛犬の開腹手術は不安なものです。
病気もなく元気な子だって、症例数は少ないですが避妊手術の麻酔ショックってことも
あるくらいです。

次同じことになったときに、迷いなく手術に踏みきれるなんてことはありません。
きっとまた悩むと思います。
ただいつか新しいこをお迎えすることがあったら、その時は「少しでも気になったら検査」
しようと思います。
セカンドオピニオンも積極的に受けようと思います。
それでなんともなければ安心ですし。

早期発見早期治療。
人間も犬も同じ。

最近自分の体も不調だったりすることもあるので、嫌だけど検査は積極的に受けることに
しています。
大事になる前に面倒でもお金がかかっても少しでも不安に思うなら検査。


こまちゃんから学んだ大切な大切なこと。
ありがとうこまちゃん。

お盆だからお家に帰っておいで。
お膝はあけておくからね。

# by komachi-san | 2014-08-14 13:06

こまちゃんの病気 ~縫合糸のこと~   

こまちゃんの命を奪った病気。
恐らく縫合糸肉芽腫。

あらためて「縫合糸肉芽腫」を検索すると、やはりミニチュアダックスでの症例が
圧倒的に多いようです。
「異物反応性肉芽腫」「無菌性結節性脂肪織炎」「無菌性肉芽腫症候群」とも呼ばれるそうです。

前回、手術のことを書いたときに糸の種別を誤っていました。
ナイロン=非吸収糸 ではなく 吸収糸を使っていました。(ブログは修正します)
合成吸収糸はゆっくり吸収されていくらしく、しっかりと確実に縫合でき、組織反応も少ないため、
殆どのケースでは合成吸収糸が使用されているようです。
吸収速度は3か月~3年と個体差があるようです。
こまちゃんの摘出した腫瘍も縫合糸を先生が探したようですが、見つかりませんでした。
恐らく溶けてしまったのでしょう。

そもそも吸収糸は体内の糸を分解して吸収するものであり、免疫反応で吸収できるわけです。
つまり、吸収糸は「組織反応」が必ずあるのです。
前述の通り合成吸収糸は組織反応が少ないのでよく使われているんです。
ただこまちゃんのように過剰に組織が反応して腫瘍化する場合もあります。

この合成吸収糸ですが、さらに2つに分類されます。
1つはブレードと呼ばれる糸。
ブレードは複数の糸をねじって作ったような糸のことをいいます。
ねじって1本にしているので、そのねじりの隙間に細菌が入りやすいというデメリットが
あるようです。
しかし術者にとっては非常に扱い易く、しっかりと縫合できるというメリットもあるそうです。

もう1つはモノフィラメントという糸で、これは1本だけでできているのでメリット・デメリットは
ブレードの逆パターンです。

こまちゃんは合成吸収糸のブレードタイプを使って避妊手術をしました。
(もちろんこれは病気になってから先生に聞いた話です)
じゃぁモノフィラメントを使っていれば、ならなかったんじゃないか? 
うーん。
結局のところはわかりませんね。
同様の症例をいくつもネットで調べたりしてみましたが、縫合糸肉芽腫にして別の糸に
かえたのにまた発症した というパターンもありました。

こまちゃんの腫瘍をとりのぞく手術でももちろん縫合糸は使用されました。
アレルギー反応をおこすことは分かっていたので、替わりに使用されたのは
ステンレススチール製の非吸収糸です。
医者がいうには、これで反応はでないです と言っていました。
調べてみたところ圧倒的に組織反応することは少ないものの、中には反応して
しまう子もいるようです。

つまり、100%発生させない方法としては 「糸を使わない避妊手術」をするしか
ないのです。
糸を使わない避妊手術をやっている動物病院もありますが、まだまだ少数のようです。
お値段も正直わかりません。
アレルギー反応を起こすかもわからないのに、この選択ってなかなか難しいですよね。。
あとはどこまで心配するか という飼い主の考え方によります。

ミニチュアダックスの避妊手術をするときには、必ず縫合糸の種類を確認しましょう。
そしてミニチュアダックスにこの病気が多いことを、自ら発信しましょう。
その上で医者と話し合って決めたほうがいいと思います。

① 絹糸(非吸収糸)
  絶対やめたほうがいいと思います。 縫合糸肉芽腫の原因でも一番多いようです。
  比較的新しい動物病院では使われていることは少ないとか?

② 合成吸収糸
  ほとんどがこれになると思うので、効果あるかはわかりませんが、より安全なモノフィラメント
  でお願いしたほうがよいのではないでしょうか。。
  ただ術者にとっては扱いにくい糸ということでもあるので、最初からモノフィラメントを使ってます
  という医者だと安心なのかなぁ。。(扱いにくい糸でも避妊手術してるってことでしょ??)

③ その他非吸収糸
  非吸収糸にするのがいいのかは私もよくわかりません。
  吸収糸のほうが組織反応さえおこらなければ、体には優しいと医者は言ってました。

④ 糸を使わない手術
  近くの動物病院がこれに対応しているなら、一番安心かもしれませんね。
  ただ一般的ではないので手術リスクはないのかなどは気になってしまいます。。

この病気は一度発症すると再発を繰り返す子もいるようです。
避妊手術をする際は十分に考えて糸を選択するようにしたいですね。
普通は医者から糸の提案なんてないです。
というか私も糸の内容にまったく興味ありませんでした。

ただMダックスの場合は本当に他の犬種と比べて症例が多いんです。
縫合糸肉芽腫の件数と犬種の内訳記載しているサイト(確かどこかの病院)
があったのですが、失念してしまいました。
ただ、それをみたときにこんなに!!と思いました。
他犬種と比較するとダントツなんです。Mダックスは。

それから定期的な健診。
これはどの犬種にもいえることですが、避妊手術後にアレルギー反応がでてないか
などは血液検査をすればある程度は分かるそうですよ。
元気なのに血を抜いたり、お金も払ったりと なんだかなぁと思っちゃうかも
しれませんが、突然のお別れが舞い込んでこないように十分にケアして
あげてください。

ね!こまちゃんもそう思うよね!

虹の橋に同じ症状でお友達を送りたくないから、少しでもこのブログが誰かの
役に立つことを祈ります。

# by komachi-san | 2014-08-12 15:40

49日   

今日でこまちゃんの49日を迎えました。
コマメは11カ月。

こまちゃんの時は止まってしまったけど、コマメはぐんぐん成長。
なんだか不思議な気分です。

そもそも犬社会に49日があるのかは分からないですが。。
おまけにドイツ犬なので仏教とはだいぶ関係ない気もするのですが。。
飼い主的な気持ちとしては、ああ・・もう49日も経過したのか 
という気持ちになります。

先日飼い主(男)の実家である白樺湖へいってきました。

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途中のSAなどでは夏休み中のワンコ達をみかけたり、白樺湖でもお散歩中の
ワンコに会いました。
やはり犬が大好きなので、いずれかのタイミングでお迎えしたいなぁ
とは思います。
今まで生活の一部に犬がいたので、いないことがいまだに違和感です。
他犬をみると、かわいくて、ついついなでくりまわしたくなる衝動にかられます 笑

近くに乗馬ができるロッジがあるのですが、そこにコマメと一緒に
みにいきました。

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その中に一頭若い馬がいました。
茶色でつやつやの体。
しぐさとか目つきとかみてたら、なんとなーくこまちゃんに似ていました。
これは飼い主目線なので、絶対絶対普通の人からみたら異なるんですけど。
胴長短足犬だったので、足の長い馬に憧れたんだろう。。
そんなくだらない話を飼い主(男)としました。

やっぱり時間が少しずつ癒してくれているんだと思いました。

この辺り、野菜やお花がとーーっても安いんです。
ちょうどいまの季節夏野菜がたくさん!大量購入した帰ってきました。
こまちゃんのお土産に、高原の香りたっぷりのお花も沢山買いました!
このボリュームでなんとなんと600円くらいんなんですよ。

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驚きの安さです。
きっとこまちゃんも喜んでると思います。
長持ちするお花を選んだので、今日もこまちゃんの近くで綺麗に咲いてます。

49日間こまちゃんの事を忘れた日は1日もありません。
毎日こまちゃんに、「おはよう」と「おやすみ」は欠かさずに言ってます。
コマメを抱っこしながら、べランダで雲を眺めてお話ししたり。
ここにいない寂しさは残るけど、こまちゃんを想う気持ちはずっと
なくなりません。

よく「心の中で生き続ける」っていいますが、ああこの事なんだな と思います。
義務感でやっているわけではなく、こまちゃんの事を自然に考えて
お話したくなります。
今日は暑かったね!とか、お留守番御苦労様!とか些細なことですが。

飼い主の中でこまちゃんは今日も元気に生き続けています。

# by komachi-san | 2014-08-07 12:39 | 日常

こまちゃんの病気 〜手術のこと〜   

こまちゃんの病気のことを書こうと思います。
検索で多くのキーワードがヒットするように、そのまま表現します。

実はこまちゃんの病気ははっきりした名称は分かりません。
推測としては縫合糸肉芽腫 というものです。
避妊手術の際にナイロン製の縫合糸を使いました。
多くの動物病院で使用されているもので安全性も高い糸です。
ただまれにこの糸に過剰反応して炎症から腫瘍になるケースが近年増えてきているようです。
ミニチュアダックスは縫合糸肉芽腫の症例が他の犬種と比較すると多いようです。

病気にならないためにもと思って受けた避妊手術が結果的にはこまちゃんの命を奪う結果となり、なんとも辛い気持ちでいっぱいです。

腫瘍は少しずつ大きくなり化膿してしまいました。
膿がお腹に広がってしまい、悪い菌を出すために手術をしました。
症状がひどく、腫瘍は様々な臓器に癒着し、手術もかなり時間がかかりました。
そして沢山の生理食塩水で洗浄しました。

手術が終わってすぐにこまちゃんのお見舞いにいきました。
麻酔がまだ残っていたのでグッタリとしていましたが、私の呼ぶ声に反応していました。
目で必死に反応してました。

次の日は病院はお休みで先生に電話したところ、経過は順調とのこで少しご飯も食べたと聞いて安心していました。

6月20日。
仕事を終えてコマメを保育園にお迎えに行き、こまちゃんのお見舞いに行こうとしていました。
すると、病院から電話がありました。
こまちゃんの容態がよくないと。
今後の話をしたいと。

体中の震えが止まりませんでした。
涙も止まらず息がつまりました。
すぐに飼い主(男)に連絡して急いで病院に向かいました。
コマメも9ヶ月でまだ小さいし、車も運転しなければならなかったので、とにかく冷静になるように、心を落ち着けて病院に向かいました。

まずはこまちゃんに会いました。
飼い主達をみて嬉しそうに尻尾を一生懸命ふって、まだ痛いお腹なのに立ち上がろうとしていました。
沢山撫でてあげました。
沢山話しかけました。
すごくすごく嬉しそうでした。

先生のお話では血液検査の数値上、まだお腹で菌が悪さをしているとのことでした。
また膿がでてしまったようです。
二回目の手術で膿がいつでもとれるように、開腹したままの状態で終えるという手術をすることになりました。
⚪︎⚪︎ドレナージといった手法だったと思います。(正式名称忘れました)
もちろん傷口にはガーゼなどを詰めて覆います。

再手術も一か八かの勝負でした。
体力的に再手術の麻酔も危険を伴うとのことでした。
でもこのままにしておいたらこまちゃんは弱っていくだけなので、再手術をお願いせざるを得ませんでした。
まだ若いこともあり、こまちゃんの生命力に賭けようと思いました。

病院を出る前にもう一度こまちゃんに会いました。
先ほどの様子とはうってかわって弱っているのが目にみえました。
グッタリとしており、目だけで反応していました。
今思うとさっきのは最後の力を振り絞って、飼い主達に必死に甘えてきたのだとおもいます。

帰る途中で神社に寄ってこまちゃんの快復を祈りました。
手術開始から30分くらいで動物病院から電話がありました。
嫌な予感がしました。
本来手術しているはずの時間に電話があるわけないですから。

こまちゃんは再手術の最中にショックを起こし、旅立ってしまいました。
手術台に横たわるこまちゃんをみて、何がどう間違ってこんなことになってしまったんだ、最期が手術台の上で1人で迎えさせてしまったと
、とにかく凄い悲しみと罪悪感に襲われました。
暫くはこの罪悪感と悲しみのどん底でした。
今もその感情が無くなったわけではないですが、こうして書けるくらいにはなってきました。

先生のお話では二回目の手術でもやはりお腹に膿がたまっており、一部の腸も壊死していたとのことでした。
小さい体で無理をしていたんだと思うと今と辛く悲しい気持ちになります。

切除した腫瘍は病理には出さなかったので悪性だったのかはわかりません。
ただ原因は縫合糸による可能性が高そうです。
沢山の犬達が大丈夫な糸。
でもこまちゃんは反応してしまったのです。


ミニチュアダックスの飼い主さん、どうかどうか気をつけてあげてください。
もしかしたらこの病気になってしまうかもしれません。
ただ、この病気は判断のタイミングがとても難しいと思います。
こんなに悪化する前に、陰部からのオリモノというサインはあります。
このサインをどう捉えるのかによります。
我々飼い主はこのサインと元気いっぱいのこまちゃんを見て、判断を誤りました。

悪化するまでの症状については次回書こうと思います。
是非参考にして頂き、かわいい愛犬の命を守ってあげてください。
飼い主が守るしかないのですから。
医者がいても判断するのは飼い主ですから。

# by komachi-san | 2014-07-31 16:32