こまちゃんの病気 ~症状のこと~   

病気の症状についてはどうしても罪悪感や悲しい気持ちになりがちです。
勢いで更新しようと思います。

縫合糸肉芽腫の予兆は、こまちゃんが旅立つ1年ほど前からありました。
陰部から透明もしくは少しクリーム色で粘度のあるオリモノが出たのです。
ずっと出ているわけではなく、疲れたときなどにタラーっと出てくる感じです。
初めてみたときは、心配ですぐに病院に行きました。
細菌検査をしたところ、陰性だったので悪い物ではなさそうだということで、
暫く様子をみることにしました。

共働きだったこともあり、お留守番時間も長かったので、舐めてしまうと
正直分かりません。
土日や一緒にいる時間みている限り毎日ではなく、一ヶ月近く見なかった
こともありました。

それでも何度か見かけたことがあったので、病院には連れていきました。
縫合糸肉芽腫の可能性も医者は示唆していましたが、結局のところ開腹
しないと分からないということと、オリモノがでている以外は元気も食欲も
ありいつも通りだったので、その時点で開腹を選択することはできません
でした。
少しでも悪くなるとオリモノの量や色が変わるから様子をみていこうと
いうことに。
今思えばこの判断が間違いました。
そして、この時点でセカンドオピニオンもするべきでした。

元気すぎるほど元気なこまちゃんをみて、もう少し様子みても平気だろうと
判断してしまいました。
ごめんね、こまちゃん。
私の判断が間違えていたね。 本当に後悔してるんだよ。。

外耳炎になったり、誤飲したり・・なにかと病院には行ってたので
都度、先生とオリモノの状況は情報共有はしてきました。
飲み薬も試しましたが特に大きな変化もみられず。
オリモノも出たり出なかったり、変わらず元気だったので様子をみて
過ごしていました。

あまり病院を責める気はないですが、何度か行く中で血液検査や
超音波検査を先生から提案してくれてもよかったんじゃないかと
思います。
お金がかかるので先生も遠慮したのかもしれません。
こまちゃんが元気だったからもう少し様子を見ようと思ったのかもしれません。
ただ私から言い出すまで提案がなかったことは、唯一病院に対して不満な点です。
開腹しなくても、ある程度あたりをつけることができたんじゃないの?
と思います。
そういう意味でもセカンドオピニオンしておくべきでした。

今年の4月頃からなんとなくこまちゃんの元気がない感じがしました。
といってもお散歩のときの歩みが少し遅いかな?といったぐらいです。
ちょうど暑くなってくる時期だったのでだるいのかなぁと思いつつも
気になっていました。

5月に入るとオリモノの量が増えました。
毎日みかけるようになり、さすがに気になり予防ワクチンのタイミングで
(5月下旬)先生にもっと精密検査をしてくれとお願いしました。
狂犬病の注射も控えていたので、次回の病院に行くタイミングで精密検査を
することになりました。
この時点でオリモノの色はまだ透明で、膿のような状態ではありませんでした。
ただ毎日みかけるようになったので明らかに悪化したといえるでしょう。
先生の言われた通りの行動をしたと思ってます。
様子に変化があったから精密検査・・
それがこんなに悪い状態だったとは思わなかったのです。。

6月の2週目に検査に行こうと思っていた矢先でした。
こまちゃんの元気が急になくなりました。
食欲もガクンと落ち、見るからに元気がなくなりました。
すぐに病院へ行き、血液検査・超音波検査・レントゲンなどの1日入院をした結果
手術を勧められました。
開腹するのはリスクも伴うので、念のため別の病院にすぐに行き、セカンド
オピニオンしましたが、見解は一緒でした。

そして今までみてきたところで、さらに避妊手術もやっているとこのほうが
いいだろうというセカンドオピニオン先の先生に言われ、いつもの病院で
お願いすることにしたのです。

手術前日の夜はそのまま入院することも可能でしたが、お家に帰りました。
こまちゃんが帰りたいだろうと思ったのです。

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元気はありませんでした。
すこーしだけササミを食べました。
あとはひたすら飼い主のお膝にいました。
もうこのとき、こまちゃんは自分の犬生が短い事がわかっていたんだと思います。

こまちゃん生前最後の写真です。
手術前日の夜に撮影しました。
なんとなく撮影しようという気になったのです。
絶対大丈夫と信じていましたが、こまちゃんのぐったりした様子をみて
もしかしたら。。という悪い予感も薄々気づいていました。
でもそんな気持ちは蓋をして大丈夫大丈夫と言い聞かせていました。

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オリモノもこの日になると色がかわり膿のような状態になりました。
いまさらですが、様子が変わってからの処置じゃ遅かったってことです。
少しでも悪化したら病院という考えと、こまちゃんの元気な姿をみて判断を
間違えた事 とにかく後悔してます。

手術当日の朝、こまちゃんがいつものベッドにいませんでした。
いつもは入らないお部屋の片隅で横たわっていました。
いつもと寝かたも違いました。
まるくなってスースー眠るのに、ぱたりと横たわっていたのです。

本当に急いで手術しないとこまちゃんがいなくなってしまう!
と思いました。
とにかく嫌な予感がしました。
よく言いますよね。
犬は旅立つ間際になると、意外な行動に出ると。
飼い主を悲しませないように、ひっそり飼い主の元を離れたりすることも
あるそうです。
そんなこまちゃんを見て、手術がすごく不安になったのを覚えてます。

実は6月に入ってからも仕事から帰ってきたらいつもとは違う部屋で
寝ていたことがありました。
そのお部屋は夏になるとエアコンをいれていたので、涼しいから寝てたのかな
なんて思ってました。
違ったんだね。
こまちゃんはもう分かっていたんだね。
一番みてきたのは私なのに、気付いてやれずごめんね。
でも、こまちゃんはきっといつも通りの明るい我が家が好きだったよね。
だからぎりぎりまでいつもの生活でいられたことはよかったのかな?

ほんとに痛い思いをしたのは恐らくですが2日程度だっただろうと思います。
腫瘍そのものに痛みはなさそうなので、違和感はあったかもしれませんが
やはり膿が悪さをした=オリモノに色がついた あたりからは痛かったの
だろうと思います。
長い間痛みに耐えて闘病するワンコもいる中で、そこだけはもしかしたら
よかったのかもしれません。

飼い主からみると、明らかに元気がないこまちゃんだったのですが、こんな状況
でも2つの病院の先生からは「元気がありそうに見える」と言われました。
そのくらいこまちゃんは見た目は元気そうに見えてしまう子だったのです。
きっと、心配かけまいと明るくふるまっていたのかもしれません。
飼い主の事が大好きだったので、少しでも一緒にいたいと思ったのかもしれません。

しかしながら、もっと前に精密検査をしてもここまで悪化していない状態で、
開腹するという判断を出来たかはとても微妙なところです。
もちろん精密検査の結果次第なので、開腹を選択していたかもしれませんが
あの元気なこまちゃんをみて危機感は薄れていたと思います。

人だって同じで深刻な状態と認識しないと、全身麻酔で開腹手術をしようだなん
て思いませんよね。

同じ症状の方がいたら、まずは精密検査(血液検査や超音波、レントゲンなど1日入院)
是非やってください。
医者から提案されなくても、検査は体に害はないですし、率先してやって頂きたいです。
その結果をみてどのように判断するかは難しいと思います。
愛犬の開腹手術は不安なものです。
病気もなく元気な子だって、症例数は少ないですが避妊手術の麻酔ショックってことも
あるくらいです。

次同じことになったときに、迷いなく手術に踏みきれるなんてことはありません。
きっとまた悩むと思います。
ただいつか新しいこをお迎えすることがあったら、その時は「少しでも気になったら検査」
しようと思います。
セカンドオピニオンも積極的に受けようと思います。
それでなんともなければ安心ですし。

早期発見早期治療。
人間も犬も同じ。

最近自分の体も不調だったりすることもあるので、嫌だけど検査は積極的に受けることに
しています。
大事になる前に面倒でもお金がかかっても少しでも不安に思うなら検査。


こまちゃんから学んだ大切な大切なこと。
ありがとうこまちゃん。

お盆だからお家に帰っておいで。
お膝はあけておくからね。
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by komachi-san | 2014-08-14 13:06

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